服があるのに「着る服がない」問題

クローゼットの中には洋服がたくさんあるのに、「今日着る服がない」と思ってしまう…。特に季節の変わり目に、そんな悩みに直面したことはありませんか?
実はそれ、洋服が足りないのではなく「選び方」に問題があるのです。漠然とコーディネートを考えるのではなく、手順を追って整理していけば、この悩みは解決できます。
今回は、着回しに悩まなくなる考え方についてお伝えします。

ファッションはセンスではなく「考え方」

 「ファッションはセンス」と言われることも多いですが、実は理論がベースにあります。
あいまいな思考で選んでしまうと、コーディネートがちぐはぐになったり、結局いつも同じ服に手が伸びてしまったりしますよね。

大切なのは「自分がどう見せたいのか」を明確にすること。これを基準に洋服を選ぶ習慣がつけば、「面倒だからワンピース一択」という状況から抜け出し、むしろ単品アイテムを組み合わせていくこと自体が楽しくなっていきます。

洋服選びはルールでシンプルに

 「似合う洋服を選ぶ」と一口にいっても、色・素材・シルエット・テイスト・アクセサリーや小物など、考える要素は実に多岐にわたります。
そのため、全部を同時に考えると頭が混乱してしまうのです。

ここで役立つのが「順番を決める」こと。
自分が重要視するポイントを明確にし、選ぶ順序をルール化するだけで迷いが少なくなります。判断基準を分解して整理することで、自然と選びやすくなるのです。

実際のステップで考えてみる

では、具体的にどのように選んでいけばよいのでしょうか?

  1. 一番こだわる要素を決める
    今日は「色」から決めたいのか、それとも「アイテム」から選びたいのか?あるいは「アクセサリー」からスタートしても構いません。大事なのは、自分の基準を明確にすることです。
  2. 全体のテイストを設定する
    たとえば「赤いトップスを着たい」と思ったら、その日のシチュエーションに合わせて雰囲気を決めます。華やかさを出すのか、女性らしさを出すのか、あるいは「今日は交渉で勝ちたい」という場面ならインナー使いでポイント的に効かせるのもアリです。
  3. ボトムとの組み合わせを考える
    白パンツを合わせれば爽やかで華やかに、ベージュ系のスカートなら柔らかい女性らしさを、黒のタイトスカートならキリッとした強さを演出できます。色や色の組み合わせの意味合いを知っていると、より狙った印象に近づけます。
  4. 小物で仕上げる
    靴やバッグ、アクセサリーをどう使うかで全体の完成度は大きく変わります。主役を引き立てるのか、それともアクセントにするのかを意識して選ぶと、自然とバランスが取れます。

このようにステップを踏むことで、迷子になることなくコーディネートが完成します。

迷わない洋服選びのコツ

「着る服がない」という悩みの正体は、実は「選び方があいまい」だから起こるものです。
洋服選びも仕事や日常の意思決定と同じで、手順を追って考えると驚くほどスムーズになります。

つまり、洋服選びは単なるおしゃれの問題ではなく、思考整理のトレーニングでもあるのです。ひとつひとつ分解して考える習慣を身につければ、クローゼットは今よりずっと頼もしい味方になりますよ。

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