先日、私のサロンにいらしたお客様のお話を紹介させてください。その方は、身体に障害があり、これまでずっと「自分に合う服なんてない」と、洋服にまったく興味がなかったそうです。
けれど、オーダーという方法で「自分の体に合う服が選べる」とわかった瞬間、表情がパッと明るくなり、「最近はファッション雑誌を見るのが楽しくなってきました」とおっしゃいました。
この変化を見ていて、私はふと気づいたのです。洋服に興味がない人というのは、単に「興味がない」のではなく、「自分には無理」とどこかであきらめているのではないかと。
たとえば、「どこへ行ってもサイズが合わない」「何を着ても似合わない」と感じていたら、当然、服選びは面倒でつまらないものになってしまいますよね。でもそれは、本当に「似合う服」に出会えていないだけなのかもしれません。
興味がない=あきらめているだけ?
「洋服に興味がない」と言う人は、よくよく話を聞いてみると、「選ぶのが面倒」「何を着ても同じ」と言います。でも実はその裏に、「選んでも自分には効果がない」と思っている気持ちが隠れていることも多いのです。
つまり、ファッションによって見た目が良くなる可能性を信じていない=あきらめているのかもしれません。
けれど、「もしかして自分も変われるかもしれない」と思えた瞬間、人は自然と興味を持ち始めます。そして、その変化が「自分にとって大切なこと(仕事や人間関係、自信など)」と結びついたとき、驚くほどの前向きなエネルギーが湧いてくるのです。
希望があるから、努力も楽しくなる
人は「無理」だと思っていることには関心を持てません。けれど、「できるかもしれない」「なれるかもしれない」と感じたとき、行動が変わり始めます。
まずは、理想の自分の姿を想像してみてください。どんな服を着て、どんなふうに振る舞っているでしょうか? その姿が、周囲から褒められ、自分でも満足できるものであれば、モチベーションはさらに上がります。
「見た目が9割」と言われる時代です。自分に似合う基準がわかって、ぴったり合う服を見つけられたら、「褒められる」という成功体験が増え、少しずつでもファッションに対する関心は芽生えていくのです。

実際のお客様の声から
冒頭の障害をお持ちのお客様の話に戻ります。その方は、今まで「どうせ何を着ても自分には関係ない」と感じていたといいます。雑誌を見ても「どうせこんな風に着られない」と思っていた、と。
ですが、必要に迫られて「きちんとした服を着る場面」が出てきたことをきっかけに、オーダーで服を仕立てるという選択肢をして、実際に自分の身体に合わせて作れるとわかった瞬間、「これからどんな服を着よう?」と楽しみが湧いてきたそうです。
この変化は、「無理」から「できるかも」に気持ちが変わった瞬間に起きたものでした。人は、可能性を感じると、自然と前向きになり、行動したくなるのですね。
自分に合う方法で選べる時代に
「自分に合う服なんて売っていない」と感じている方には、オーダーという選択肢もあります。最近では、セミオーダーやパターンオーダー、フルオーダーなど、予算や目的に合わせて様々な方法が選べる時代です。
一人ひとりの体に合った洋服を手にすることは、見た目だけでなく、心にも大きな変化をもたらします。
当サロン Fillty では、仮縫いを取り入れたフルオーダーの服づくりをご提案しています。まずは理想の自分をイメージするところから、洋服の楽しさを一緒に再発見してみませんか?
「オーダーってどんな種類があるの?」と思った方は、こちらのブログ記事もご参考にどうぞ。
ファッションに興味がなかったのは、「興味がなかった」のではなく、「興味を持てる可能性を知らなかった」だけかもしれません。
ほんの少しのきっかけで、人は大きく変わります。あなたにも、まだ見ぬ“可能性のあるおしゃれ”が、きっとあるはずです。
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