最近、SNSを見ていると、プチプラ(プチプライス=低価格)ファッションのコーディネート投稿を多く目にします。誰でも手軽にトレンド感のあるスタイルを楽しめることから、年齢を問わず人気があります。しかし、私はふと疑問に思うのです。その後、その服はどうなっているのだろうかと。
もしかして「安いからとりあえず買って、数回着たら処分する」というサイクルに入っていませんか?
そんな消費行動が、実は深刻な環境問題に繋がっているとしたら……あなたはそれでも、安さを最優先にしますか?
年齢を重ねたら見直したい、洋服との向き合い方
若い頃は、自分に似合うものを知るためにも、様々なスタイルに挑戦することは必要です。だから、プチプラファッションもその一環として大いにアリだと思います。
でも、ある程度の年齢になったら、私たちは見識ある大人として、「服を選ぶ責任」があるのではないでしょうか。
それは、“価格”だけで選ぶのではなく、自分に似合うもの、長く大切にできるものを意識して選ぶということ。「何を着るか」は、自分をどう見せたいかの表現でもありますが、広い視点で考えてみると、同時に社会や地球に対しても少なからず影響をしているのです。
ファッションが引き起こす、もう一つの現実
現在、世界では年間約100万トン、約33億着の衣服が廃棄されているといわれています。そのうち、新品のまま捨てられているものは約10億着。
ファッション産業は、なんと「世界で2番目に汚染を引き起こす産業」とも言われているのです。
この現実を知っても、まだ「安いから」「今っぽいから」で気軽に服を買い、着なくなったら捨ててしまう行動を続けますか?
「私一人が気をつけても意味がない」と思うかもしれません。
でも、一人ひとりがその意識を持てば、社会全体の消費行動は確実に変わっていきます。小さな一歩が、大きな変化につながるのです。
見えない場所で起きている悲劇
大量に廃棄された洋服は、多くが発展途上国に送られ、「衣類の墓場」と呼ばれるような場所に山積みにされています。
自然の美しさを壊し、雨で有害な成分が流れ出たり、自然発火して火災を引き起こしたり……。けれども、私たちの目には見えないため、その現実を知る人はごくわずかです。

また、「ラナ・プラザの悲劇」をご存知でしょうか?
2013年、バングラデシュで衣類の縫製工場が入っていたビルが崩壊し、1,100人以上が命を落としました。低賃金で働く労働者、時には子どもたちが、安い洋服を大量に作るために過酷な環境で働いていたのです。
私たちが何気なく選ぶ“安い服”の背景には、こうした犠牲があるかもしれないことを、どうか忘れないでください。

「似合う服を選び、長く大切に着る」ことが未来を守る
だからこそ、私はいつも「似合う洋服を選び、長く大切に着ましょう」とお伝えしているのです。
自分に似合うものを選ぶことは、一つには無駄な買い物を減らすことに繋がります。
そして、心地よく過ごせる服を着ることで、気分も上がり、自分を大切に扱うことにもなります。
さらにその行動が、地球環境への配慮にまで繋がるのです。
つまり一石三鳥!似合う洋服を選ぶと、良いことが沢山あるのです!
安さや「映え」だけを優先するのではなく、「その服が本当に自分に必要か」「長く付き合えるか」という視点で選ぶこと。
それこそが、大人の品格であり、未来を見据えたおしゃれの在り方ではないでしょうか?

まずは自分に似合うものを知ることから
似合う洋服を知って選べるようになると、買い物の精度が高まり、失敗も減ります。失敗が減ると自信を持って選べるので、自然と“安いから買う”という感覚から、“良い物だから選ぶ”という感覚に変わっていきます。
Filltyでは、あなたに本当に似合う洋服を見つけるための診断をご用意しています。
自分を大切にする選び方を知りたい方は、ぜひ一度ご活用ください。
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