「細見え=黒」だけじゃない!色の“重さ”を味方につける冬の着こなし術

「少しでも細く見せたいから…」と、つい黒やネイビーばかりを選んでしまう。
40代以上の女性には、こんなお悩みをよく耳にします。

多くの方が
「薄い色を着ると太って見える」
という固定観念をお持ちなのですが…
本当にそうなのでしょうか?

今日は、色が持つ“重さ”と“見え方”を知って、軽やかに細見えするための視点をお伝えします。

薄い色にはデメリットもあるけど、ちゃんとメリットも!

確かに、薄い色にはこんなデメリットがあります。

  • 膨張して見えやすい
  • シルエットがぼんやりしやすい

ですが、同時にメリットもちゃんとあるのです。

  • レフ板効果で顔色が明るく見える
  • 全体が軽く、柔らかく見える
  • 季節感や洗練された印象を出しやすい

つまり、薄い色=太って見える、ではなく
「使い方次第でむしろ細見え」も十分できるということ。

黒・ネイビーは“締まって見える”けれど…

もちろん黒やネイビーにも良い点はあります。

〈黒・ネイビーのメリット〉

  • 引き締め効果が大きい
  • きちんと感が出る

けれど、忘れてはいけないデメリットも。

〈黒・ネイビーのデメリット〉

  • 顔が暗く、くすんで見える
  • 全体的に重く、のっぺりとした印象になる

特に冬は日照時間が短く、黒を多用すると「重苦しい雰囲気」が強調されがち。
お顔の影も強くなるので、老け見えリスクも高まります。

“色の重さ”を知ると、細見えのルールが変わる!

色には、人の目にどう映るかという「重さ」があります。

白を1とすると、各色の“重さ”はこんなイメージです。

  • 黄 … 1.13倍
  • 黄緑 … 1.32倍
  • グレー … 1.55倍
  • 赤 … 1.76倍
  • 紫 … 1.84倍
  • 黒 … 1.87倍(ほぼ2倍の重さ!)

なんと、黒は白の約2倍も重く見えるのです。

「膨張色だから太って見える」というより
“重い色だから重たく見える”
というほうが実際の見た目に近いのです。

さらに、膨張率を碁石で比較すると…

黒を1としたとき、白は 1.03倍

数字で見れば、この差はわずか。
つまり、「白は太って見える」は思い込みの部分が大きいのです。

全身黒 vs 全身薄い色、どちらが細見え?

想像してみてください。

  • 全身黒でまとめたコーデ
    →確かに引き締まりますが、重さが出て“ボウリングの玉”のようにずしりと見えることも。
  • 全身薄い色でまとめたコーデ
    →膨張よりも「軽さ」「柔らかさ」が勝ち、ふんわりと軽やかに見える。

あなたなら、どちらを選びますか?

私は断然、薄い色をおすすめします。

もし顔まわりがぼんやりしそうなら、
華やかなスカーフ・アクセサリー・差し色トップス
などで印象はいくらでも調整できます。

この冬、“軽やか細見え”を叶える色選びを

黒が悪いわけではありません。
ただ、全身黒は重さで太って見えるリスクが高いということ。

この冬は、こんな色を取り入れてみてください。

  • オフホワイト
  • エクリュ
  • ベージュ
  • ライトグレー
  • ペールカラー全般

軽さが出て、顔色も明るくなり、着こなしが一気に洗練されます。

まとめ:細見えは“色の重さ”でつくる

膨張色に怯えて暗い色ばかりを選ぶ時代は終わり。
これからは、色の「重さ」「軽さ」を意識するだけで
ぐっと印象は変わります。

この冬、ぜひ“軽やかに見える色”に挑戦してみてくださいね。
少なくとも、全身黒は避けてみましょう(^^)

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