私の大失敗体験から学んだ「本当にスマートに見せる服の選び方」

「洋服は体に合ったものを着るのが一番スマートに見える」
私はいつもそうお伝えしています。

でも、実はここにたどり着くまでには、数えきれないほどの失敗をしてきました。
ブカブカすぎて服の中で泳いでしまったり、逆に体に合わせすぎて動けなくなったり…。

いろんな“やらかし”を経験したからこそ、ようやく「ベストなフィット感」というものがわかってきたのです。
今日は、そんな私自身の体験談を少しお話しします。

サイズの「ゆとり」がないと、動けない!

洋服は、単に“体にピッタリ”であれば良いわけではありません。
動くためのゆとりを含んだうえで、体に沿っていること。
これが、実は一番動きやすく、かつスマートに見せてくれるポイントです。

この「ゆとり」の大切さを、私は痛いほど体験しました。

たとえばバブル時代。
当時は“ビッグショルダー”が流行していて、トップスはとにかく大きい!
華奢な私はお直しをしても直しきれず、ジャケットが体の上をズルズルと動いてしまっていました。
仕方なく、安全ピンで内側から留めて着ていたのです。
だから、どんなに暑くても脱ぐことができなかった(笑)。

それでも当時は、「流行っているから仕方ない」と思っていました。

一方で、その後の“細身ブーム”の時期は、「これこそ私の時代!」と喜んだのも束の間。
自分の体にジャストフィットさせようと、店員さんに相談して背中を詰めてもらったところ…
結果、手が前に上がらない!

つまり、見た目はスッキリしても、動くたびに突っ張る不快感。
これでは日常生活に支障が出てしまうほどでした。

このとき、私は思いました。
「プロである店員さん、どうして教えてくれなかったの?」と。

でも、今なら分かります。
店員さんは“コーディネートのプロ”ではあっても、“服の構造”のプロではなかったのです。

体験を通して気づいたこと

ショップの店員さんは、ファッションのセンスやトレンド、コーディネートバランスを提案してくれるプロです。
でも、洋服の“つくり”や“縫製構造”までは詳しくない方がほとんど。

丈詰めや袖丈など、シルエットにあまり影響しないお直しなら分かっても、
フィット感や動きやすさに関わる部分までは、専門知識を持っていないのです。

つまり、コーディネート相談と、着心地やシルエットの相談は、そもそも別物。
私はその違いを知らなかったために、動けない服に直してしまったのです。

この経験から、「自分の体を知り、服の構造を理解すること」がどれほど大切かを実感しました。

「似合う」と「着やすい」は別のプロがいる

多くの方が混同しがちですが、
「似合う服を提案する人」と「体にフィットする服を見抜ける人」は、実は違います。

コーディネートのプロは“似合う”を導き出すのが得意。
でも、“動きやすく美しいラインを生む服の構造”まで考えられる人は少ないのです。

けれど、私たちが本当に求めているのは──
似合って、スタイルよく見えて、着心地の良い服。

つまり、「見た目」と「機能」の両立です。
しかし残念ながら、一般的な診断やショップでのアドバイスでは、
この“両立”を叶えるのは難しいのが現実です。

だから私は、「似合う」と「フィット」をつなぐ存在に

この経験を通して、私は決意しました。
「似合うだけでは終わらせない」ファッションを伝えよう、と。

そのために、カラー診断の資格を取得し、体型に合わせたオーダー服も学び、
“印象”と“構造”の両方からアプローチする方法を確立しました。

私の診断では、単に「あなたはこのタイプ」と伝えるだけでなく、
動きやすさ・美しさ・心地よさを兼ね備えた“理想の自分に近づく服”を一緒に見つけていきます。

もしあなたも、
「似合うけど着にくい」
「動きやすいけど垢抜けない」
そんなジレンマを感じているなら──
ぜひ一度ご相談ください。

あなたの“望む姿”を、ちゃんと“着られる形”で実現できると思います。

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