普段、何気なく着ている洋服。でも、実は「きちんと着られていない人」がとても多いのです。
カジュアルでもフォーマルでも、洋服を試着する際には共通してチェックすべき“基本のポイント”があります。
それは、「洋服を設計通りに着られているかどうか」。
服には、きれいに着こなすための「設計図=パターン」があります。そのパターン通りに着ることで、初めて洋服本来のシルエットや着心地を体感できるのです。
しかし現実は…多くの方が、自分の体に対して「合っていない着方」をしてしまっているのです。
今回は、なぜそんなことが起きるのか? どうすれば改善できるのか? を、わかりやすくお伝えしていきます。
洋服は“設計通り”に着てこそ美しい
洋服は、パターン(型紙)をもとに設計されています。多くの既製服は、いわゆる“標準体型”を基準に作られています。つまり、本来であればその標準体型の人が着た時に、最も美しく、かつ着心地も良くなるように設計されているわけです。
でも、実際には人の体型は千差万別。全員が“標準”なわけではありません。むしろ、自分の体型がその設計とズレているからこそ、
「なんとなく似合わない」
「どこか着心地が悪い」
「変なシワができる」
…と感じる原因になってしまうのです。
なぜ「きれいに着られない」のか?
洋服の設計基準は、ただサイズだけではありません。
バストやウエスト、ヒップの“位置”、さらには“姿勢”まで加味されてパターンが引かれているのです。
たとえば、猫背や巻き肩、反り腰といった姿勢の崩れがあると、たとえサイズが合っていてもパターン通りには着られません。
特に最近は、デスクワークやスマホの影響で姿勢が崩れている人が非常に多いです。
その結果、「服がズレる」「肩が合っていない」「苦しい」といった違和感が出やすくなっています。

ある授業での気づき:「肩線」が合っていない!
これは先日、ある服飾の授業で実際に行ったチェックの話です。
生徒たちに、「自分が着ている洋服の肩の縫い目が、肩の上にきちんと乗っているかどうか?」を確認してもらったところ… なんと、半分以上の生徒の縫い目が、肩より後ろにズレていたのです!
この現象が意味するのは、「洋服が後ろに引っ張られている」ということ。
なぜそうなるかというと、背中側の体型に対して服の設計が合っていない=「背中の長さ(厚みや丸み)が足りない」ということなのです。
このズレによって、襟ぐりが首の根元に当たって苦しくなったり、前身頃の裾が浮いてしまったりと、見た目にも着心地にも悪影響が出てしまいます。
自分に合った洋服を選ぶためには?
「なんとなく着づらい」「キレイに見えない」――それはあなたの体型に洋服が合っていないサインかもしれません。
だからこそ、洋服を購入する前には必ず試着をして、
・服がズレてこないか
・不自然なシワが出ていないか
を、しっかり確認することがとても大切です。
そして、可能であれば「自分の体型を知ること」も意識してみてください。
体型や姿勢を標準に近づける努力も大切ですが、そもそも「標準」自体が万人に合うものではありません。

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でも、自分の体型を客観的に知るって…難しいですよね。
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これを知るだけでも、今後の洋服選びが驚くほど変わります。
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まとめ
洋服は、設計通りに着てこそ一番きれいに見えます。
でも、その「設計通り」に着るためには、服が自分の体型に合っていることが必要不可欠。
だからこそ、自分の体を知ること。そして、できるだけ自分にフィットする洋服を選ぶことが、美しさにも、快適さにもつながるのです。
「ただ着る」のではなく、「きちんと着る」――その違い、あなたもぜひ体感してみてくださいね。
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